会山行紀行文 2021年
10/24(日)
晴れ
(ごずさん)
五頭山塊縦走
B

973m
参加者 (紀行文) 2161 A/W
No−74 グレード:C上  12名
 担当リーダー 2146 Y/I (男性5名・女性7名) (写真) 2288 M/N
≪コースタイム≫
赤松山登山口(7:00)=菱ヶ岳登山口(7:35)…菱ヶ岳山頂(10:40)…野須張(12:12-13:00)…大蛇山(13:34)
…宝珠山(15:45)…赤松山登山口(16:40)
≪紀行文≫
〜〜〜五頭山塊の大きさに感動〜〜〜

 いつも自宅から見える五頭山見慣れてしまいなんとなく気軽になっていた山でした。今回3回に分けての五頭周回は新しい発見を期待しましたが、残念ながら1,2回目は天候不順で中止になりました。3度目の正直です。予定の23日は雨のため翌日の24日になりました。登り始めは雨が降って、雨具を着ての出発です。が、だんだんと雲が薄くなり青空が見えてきました。
 7:00に赤松山登山口に集合しバスで菱が岳登山口に移動の予定でしたが日にちが変わったため人数が少なくなり、マイカーで乗り合わせての移動をしました。
 7:35菱が岳登山口で開始、
 8:07 3合目休憩 きつい登りで汗だくになり、雨も上がり着替えをしました。
 8:33 4合目 花は白いノコンギクが寂しく咲いていましたが,実はどれもこれも宝石のように輝いていました。ツルリンドウの実は濃い赤紫の実でいくつも連なっていました。
歩いたルート(クリックで拡大) 三合目付近の登り 出合った花の実

 地面に点々と赤く彩っているのはツルアリドウシです。ブナ林は美人林のようにすらりとした木が多く、2次林なのでしょう。まだ、標高500mくらいなので青々と緑の葉です。枯葉が多いので紅葉しないまま落ちたのでしょうか。
 9:27 北山 6合目休憩
ブナ林を登る 出合った花に実 北山で小休止

 9:45 7合目 休憩夏道と冬道の分岐があり、夏道に進みましたが、狭い山道のトラバースで、木の根が出ていて歩きにくくて嫌な所です。下ばかり見て歩きました。
 10:30 9合目 急なまっすぐな道が見え、尽きたところが、頂上です。
 10:40 菱が岳山頂(973m)、青い空を背景に紅葉が輝いていました。全体に赤く、広葉樹の森の様です。ナナカマドは葉を落としていましたが、実はしっかりと空に浮いています。
夏冬分岐先のヘツリ道 九合目で立ち休み 山頂直下の急登

 11:40 西山見晴台では下界は刈り取りの終わった田が整然として越後平野の美田を感じます。天空の散歩道が続いていました。笹に覆われていますがところどころきれている所で雄大な景色は、苦労して登ったものだけの独り占めです。
 12:12 野須張(902m)昼食休憩です。広い山頂なのでゆったりと景色を見ながら楽しみました。13:00出発。
 西山見晴どころ
野須張への登り 野須張で集合写真

 13:34 大蛇山(799m)山頂
 14:20 朽ちた楢木にはクリタケが生えており採取。ブナ林ではキノコはないそうです。
 14:45宝珠山(559m)山頂360度の展望です。阿賀野川と咲花温泉が見下ろせます。
大蛇山安全地蔵 宝珠山到着 宝珠山から下山

 15:00 石間 分岐で石間部落からの山道です。すぐ近くが八咫柄山になります。
 15:50 赤松山(540m)巨大な朽ちた赤松があり、名前が付けられたのでしょう。曲がりくねった枝がオブジェのようです。生きていれば神木でもいいような。
 空堀のようなところを超えると城山がありますが、見晴らしの櫓でもあったのでしょうか、
 また故意に置いたような石がゴロゴロしており、石畳のような気がして、道も広く馬や兵士が駆け上ったような雰囲気です。
 16:40 赤松山駐車場下山 無事、この長い山行が終わったことに感謝します。
  ここに残した車に分乗し、菱が岳登山口に向かいました。